定時に帰る仕事術 / ローラ スタック(Laura Stack)
2009/07/18
最近「高い成果を出して残業せずに帰ってハッピーになろう!」みたいな、
吉越さん的な考え方の本を読んでいなかったので、
久しぶりにと思って手にとってみた。
定時に帰る仕事術。
うんうん、いま読みたいことが書いてありそうな素晴らしいタイトル。
目次はこんな感じ。
第1章 準備―目標を定め、スケジュールをたてる
第2章 削減―仕事の無駄を切り捨てる
第3章 整理―机の上やファイルを上手に片づける
第4章 自制―仕事のムラをなくす
第5章 不安―ストレスに対処する
第6章 集中力―仕事に没頭する
第7章 効率―時間の浪費をなくす
第8章 情報管理―テクノロジーとツールを使いこなす
第9章 活力―自分の体をいたわる
第10章 バランス―オンとオフを上手に調整する
気になる項目をサクっと引いて読める気軽さと、
各章に書かれている方法が具体的(かつ、けっこう使えそう)だったところが良かった。
効率UPのネタ探しに困ったらまた読んでもいいかも。
でも同じ「定時に帰る仕事術」の本としてなら、
個人的には吉越さんの本の内容の方がインパクトあったしためになったなー。
以下、この本の4章~8章で気になった点をメモ。
・がんばればがんばるほど、仕事が増えていく。
⇒問題は、時間が足りないことではなく、時間の使い方。
どれだけ働くかではなく、どのように働くかが重要。
・ワーカホリックの特徴(自分への戒めのために)
- 完全主義
- 時間を仕事に捧げる
⇒ワーカホリックの人は家族や友人、レジャーにほとんど時間を使わない傾向
- 仕事にのめりこむ
⇒たとえ仕事と関係のないことでも、仕事と同じように取り組む
- ストレスを感じる
⇒ワーカホリックの人は普通の人よりもストレスのレベルが高く、
ストレスの体への影響を無視することがある
・ハードワークとは、重労働のことではない。
今日、ハードワークは、あなたの頭を使うことを意味する。
- 新しいアイデアを生み出す
- マーケティング計画を実行する
- 新しい方針を立てる
- 感情的に難しい選択をする
- 転職する
- 恐怖に立ち向かう
- 新しいシステムや製品を開発する
- データがすべてそろっていない段階で意思決定する
- 障害を乗り越える
- リスクを冒す
- どうすればもっとやりやすくなるかを考える
つまり、ハードワークとは、自分から何かやること。
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@remore is a software engineer, weekend contrabassist, and occasional public speaker. Read more