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#PHPMatsuri 2010 参加の後日談

2011/10/09

PHPMatsuriの夜

今年の1月に転職活動をしていた時のこと。ある企業で面接中に、仕事以外でどんなプログラミングをしてきたか説明する場面がありました。そこでPHPMatsuriに参加した事を少し話すと、「それって、晴海グランドホテルでやってたイベントですか。ああ、なるほど。スポンサーしてて、少し参加もしてきたので知ってます。」と返されました。その面接官だった方は、今の僕の上司です。

PHPMatsuriが転職に効く!とか、そんな安易なことを言いたいわけではありません(そんなに簡単だったらいいのですが)。言いたいのは、人と人はどこでつながるかわからないということ。人と会って話すことだけがつながることじゃないし、twitterで気になる人をフォローしたり挨拶したりすることでもまだ足りません。会場に足を踏み入れた瞬間から、人とのつながりは始まっています。もっと言えば、チケットを購入した瞬間から、いや、このブログを読んだときから、つながりは始まっているのかもしれません。例えば理由があって今回は参加できない人が当日ハッシュタグで情報を追うことなんかも、大事なつながりの一つの形だと思います。

人とつながることで、Matsuriでつながることで、エンジニアの世界は確実に広がります。今年6月にNIJIBOXで主催した勉強会に駆けつけてLTをしてくれて、7月からのアジャイルサムライ渋谷道場を主催してくれた@hirocastさんのことを初めて知ったのも去年のMatsuriに参加したおかげでした。去年Matsuriで見かけて一方的に存じ上げていた@koyhogeさんや@hnwさん、@sizuhikoさんなど大先輩方とは、PHP Conference Japan 2011やLLPlanetsの懇親会でお話させてもらえる機会に恵まれました。今回のこのリレーブログのバトンを渡してくれた@lllnorikolllさんとも去年初めてお会いできたし、ここには挙げ切れませんがMatsuriの最中やその後でMatsuriを共通点として知り合いになっていった人が本当に沢山います。

いまこの瞬間のつながりが明日どう変化するかは誰にもわからないけれど、つながった瞬間から全ての可能性が始まります。今年は大阪でどんな可能性と出会えるのか、楽しみにしているところです。

つながることの意味とか、肩に力の入った話はそれくらいにして、ハッカソンは純粋に楽しく、かつ学びの多い時間になることは確実なので、チャンスがあれば参加するに限ります。特に、最近めっきりソースコードを書かなくなったマネージャ/リーダーの方には、多少無理してでも参加することをお勧めしたいです。技術面で高い成果を挙げるリーダーを目指している場合、ソースコードを書かずに流されるままリーダーをやり続けてしまうと、次第に成長の限界を感じるようになるからです。(去年までの僕の体験談)

PHPMatsuri 2011

10/15-16に大阪で開催される今年のPHPMatsuri、参加チケットの購入は明日までとのこと。参加される人はぜひ。参加されない方も、ハッシュタグを追ったりブログを読んだり、思い思いにつながっていきましょう。お祭りは楽しんだもの勝ちです。

しかし、何で夜を徹してやるんだろうね。眠れないのか、眠らないのか。

まだ起きてるんですか 何が君をそうさせるのですか
眠れないのですか 眠らないのですか なにもせずにボーっとして

笑えないのですか 笑わないのですか たった一人その部屋の中で
もがきながら手探りで捜す 僕らが眠らない理由
(僕らが眠らない理由/GAKU-MC)

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